素晴らしい各地を目指す会

自分の趣味であるロードバイクを通じてその楽しさを皆さんに共有していきます❗

筑波山まで往復単独走 その⑪

下山してみると当然だが山の気温と下界の温度が全く違う。
下りの風が終わると汗ばんだ体にねっとりとした空気がまとわりついてくる。
一言でいうととにかく暑い。。💧

ただでさえ体が疲労で火照っているのにこの暑さは体感的に気持ち良くない。
この日の上着は半袖のジャージを一枚だったがウインドブレーカー的な素材だったので、ジャージ内は汗でぐちゃぐちゃになってしまう。
多分汗臭いのとおっさん臭いが混ざってひどい状況だっただろう😅
自分ではわからないが…😁

その後は途中で地図を見ながらだがルート的には順調に進んでいく。

しかしすでに脚はスカスカの状態。
しかも暑いせいか風が進行方向の方角である南からふいている。。
そういう状況のせいで巡航速度が上がらない。
クランクを回しても回しても全く進んだ気がせず残りの距離を想像して絶望しかけたりする。。

が、とあるところで悟りをひらいた気持ちに。
頭で疲労と残りの距離を考えるのを自然とやめて、とにかくペダルを効率よく回すことだけを考えることにしたのだ。
そうするとふと気付くと結構な距離を進んでいるといった感じ。
筆者お得意の都合の悪いことは忘れて後回しにするってやつで都合のいい人間共通の特有の特技😜
おかげで日差しの強い時間帯を何とか乗り切れたな👍

その後はゆっくりながらも順調に進んでいく。
茨城県から千葉県に入る、千葉県から東京都にはいるといった度に達成感を感じこの一日を振り返ってみる。


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ルート間違いの多さ。
激坂とはいえ途中で足をついてしまった。
疲労があったとはいえ途中で目的を完遂せずに折り返そうとした思考。
その他諸々。。
反省点は数多くある。
しかし筆者的には結果やり切ったことに満足している。
最短距離で目的を完遂するのもいいが、色々と迷いながら結果目的は達成できたのだから👍
自己最高の単独走行距離も記録できたのでこれまた満足。
次は単独でどこに行こうかな…などと疲れているくせにゴールが近づくにつれて考えだしたりする。😁
そして…
到着❗


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この日は走行距離170㎞、獲得標高600m。
富士ヒル本番数日前にちょっと走りすぎたかな
でも楽しい一日だった👍
また機会があればやってみよう😁
※因みにその後単独走で筑波山はやっていないが。。

因みにこの日の日焼け具合。
6月なのにこんなに焼けてしまうとは😅


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筑波山まで往復単独走 その⑩

アイスをもくもくと食べながら体力回復をはかる。
正直この時間帯の事を思い出してもほとんど記憶にない。。
ホントに疲れ切っていたのかと。
情けないが実力不足だな😅

その後落ち着いたところでトイレを済ませて下山することに。
椅子から立ち上がった時に脚がパンパンで体が重かったのは覚えている。

体が重いせいか準備に気持ちが乗らない。。
しかし
『あとは山道を下って平地をひたすら自宅まで向かうだけだ』
『もう折り返しなのでもうひと頑張りだ!』
と自分を奮い立たせて出発する👍

自転車にまたがりクランクを回すと太ももあたりの筋肉に強い疲労があるのを感じる。
今までの自転車人生とここ最近の乗り込み量を比較するととんでもないほどの差がある。
筆者の脚力からするとちょっとオーバーワーク気味だとは自覚しているが、
筋肉の疲労が明けたころにはきっともっと強い脚に変わってるだろう。
と、前向きにとらえることにしていた。
きついが富士ヒルまでもう少し。
もうひと頑張りだ!

頂上入り口前の駐車場のゲートを通り過ぎ一気に下ると、
下りの風が火照った体を冷やしてくれてとても気持ちがいい😁
鼻歌でも歌いたくなるほど。

しかししばらく下っていくといつもと違った自転車のフィーリングに気づく。。
最初から装備されているブレーキの利きが悪すぎる…💧
コーナーに差し掛かるたびに強く握るが制動しきれない。
おまけにこれまた最初から装備されているハンドル幅がマドンと比べて狭いせいかコーナーリングも一苦労。。
安全には変えられないので基本ブレーキを常に当て利きさせながらの気持ち良くない下山となる😥😥

この車体は色々と手を加えなくては…
お金がかかるな…
と色々な装備を整える楽しみが増えたということにする😎

そして下山して景色のいいところで筑波山の全景を撮影。


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またもっと成長して挑戦に来るぞ

筑波山まで往復単独走 その⑨

出発するとしばらくは緩いアップダウンの繰り返し。
下りは当然快調だが登りになると一気に速度が落ちる。
一気に登りきる脚力があればなんてことはないのだろうが、一度疲れ切った後ではそうもいかない💧
下りはペダルを回さず脚を休めて、登りはゆっくりながら無理のない速度で確実に登るといった感じ😅

しかしこの日は真夏かと思わせるほど日差しが強い。
標高が高くなれば涼しくなるかと思っていたがそんなことはなく、着々と残り少ない体力を奪っていく。
体力を温存するためにゆっくり走っていると暑さでやられてしまうほど。
堅実に走行するが気持ち的には焦り気味となってくる。

そしてアップダウン区間が終わると登りだけの道となる。
ここからが本番。
気持ちを引き締めて登りだす❗
…が、なかなか想像以上に進まない。。
疲労によるものか、暑さによるものか、はたまた13キロ近くあるこのクロモリのせいか。
おそらく全ての要因+筆者の貧脚が原因なのだが、
とにかくここ最近で一番つらい登りだっだ記憶が今でも頭に刻まれているほどだ。

その間急な折り返しになると苦しい声を出しながら登っていく。
平日だったので山には人がほぼいなかったので良かったが、
いたら頭のおかしい人と勘違いされそうなほど。

当然汗もあちこちから流れ落ちて車体のトップチューブなどをびちゃびちゃに濡らしていく。
そうしていると
『金属の車体にこの状況良くないな。。』
『帰ったらすぐ掃除してあげないと。。』
と苦しいことを他の思考に置き換える末期症状も出てくる始末。。
それほどきつかった😅😅

そうしていくと見覚えのある区間に出る。
『風返峠』の石碑のあるところだ。
あとロープウェイまでもう少し❗
ここまで苦しい道のりにやっと希望が見えて気分的に前向きになれる。

そして残り数キロのところを苦しみながらも登りきって…

ゴール!
ロープウェイ駐車場に到着。

そして登頂の証にガマガエル前で写真を撮る。


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開店していたお店でアイスクリームを購入してしばらく座り込んでしまい放心状態になってしまった。。


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筑波山まで往復単独走 その⑧

その後わき道を登っていくと筑波山神社をやや通り過ぎたところに 出る。
神社鳥居前に休憩所があるのを思い出しそこでいったん休憩するこ とに。

休憩所に到着すると平日なせいか誰もおらず筆者一人。
体力回復のために何か口に入れたかったがお店もやっていない。。
仕方なくコーラを自動販売機で購入してベンチに座り込むとしばら く動けなくなる。

すでに汗だくで息も切れ体力的にボロボロ。。
そして途中で脚付きをしてしまった。
…という敗北感。。
『もうここで折り返して帰ろうかな。。』
と弱気な考えがよぎる。

 


ベンチから見える景色はのどかな風景そのもの。


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なんで自分はこんなところに一人できて辛い思いしなければならな いんだ。。
目の前に広がるのどかな景色を堪能したほうがいいのでは。。
とネガティブな思考に入る。


コーラ半分ぐらいまではここで折り返して帰るつもりでいた。


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が、 ほぼ飲み終わるころになると息も整い気持ちも落ち着いてきて、
特訓で筑波山に来たんだ!ということをやっと思い出す。

飲み干すころには
『ここで帰ったらそもそも何のために筑波山まで来たんだ』
『苦手な坂道の最後の追い込みに来たんだろ』
と自分を奮い立たせる。

そして残りの坂道を絶対に脚をつかずに登りきる!
という決意を胸に出発することに。

筑波山まで往復単独走 その⑦

咳とえずきと体力が落ち着いたところで、
止まったところから少し下って今まで登って来たところを確認してみる。


なかなかの坂道💧
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ここで以前ショップの方から聞いた、
筑波神社をまっすぐ登っていく激坂があるという話を思い出す。。
間違いなくこれがそうなんだろうなと納得😅
いつもは迂回して何度も折り返して神社まで登る道を、
一気にまっすぐ登るこの道。
『とんでもないところに来てしまった。。』
と正直に思う💧
何事も寄り道せずにまっすぐ上り詰めることは大変だ。
改めて自分は回り道、寄り道人生が好きだと言う事をこの坂で認識させられた😁

その後自転車を置いてあるところまで戻り、再スタートしようとするがうまくいかず結局歩いて登頂することに。。


いやー
キツかった😅😅😅

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筑波山まで往復単独走 その⑥

登りだすと見た目どおりのきつい斜度。。

斜面はいつものコンクリートに筋をいれてある急斜面。
今回入手して実践投入したガーミンに斜度が出てくるがあまりにも速度が遅いせいか所々斜度が表示されないが、基本17%前後を記録している😰😰


ここの通りは生活道路のようで両サイドは住居が並んでいて、住民の方から筆者に向けて好奇な視線を感じる。。
いい年のおっさんが汗だくで歩いた方が速いのでは?というような速度でこの急な坂を登っているのだ。
そりゃそう思うよな。。😅
と余計な思考がよぎるが坂道に集中することに。

しばらくひーひー言いながらゆっくりと登っていくと右手に城壁のような柵のある通りにでる。
下から見ているとあそこで終わりかなと思い必死にクランクを回していたが…

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まだまだ先に続く斜面がみえる…😱😱

このロケーションに心を折られかけるが必死で食い止めてクランクを踏んでいく。。
ガーミンを見ると所々数字が飛んでしまうが瞬間的に20%を越えているところも💧
『これは無理かも😥😥😥』
という気持ちが芽生えるがそれを振り払って、本気で踏むが全く進まずゴールが近付いてこない。。
ここでこの数年したことがないというほどの本気の踏み込みをする。
特訓で来たのにここで負けてたまるか❗
と意気込んで車体の上で喘いでみるが思ったほど進まない💧

…そして城壁から15メートル位のところであえなく脚をつく。。
ここで一気に落ち着いたせいかむせ返るような咳がこみ上げて来て呼吸困難に陥る。
さらにえづいてしまいオエオエと声が出てしまいみっともない様だ😅
民家の前でリバースはまずいと出てくるものはこらえました。。

この坂は和田峠(裏)に続く敗戦。
坂が苦手とはいえ敗戦は悔しいな。。

筑波山まで往復単独走 その⑤

引き続き迷子中。。

筑波山は進行方向に見えるものの、分岐路の選択を間違えまくる。
選択した先がこういった砂利道になっていたりなど本来のルートとはかけ離れた道だ💧


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糞暑いなか自分の判断力の無さにイライラしながらも、
気持ちを切らさず走行していく。

そしてやっとつくば市に入ったことを認識。


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辛かった。。
その後は細かく間違えながらも順調に走行👍

しばらくすると筑波山も眼前に大きくなってきて
『ここまでくればもう大丈夫だろ…』
と一安心しながら山の東側から登るルートを探していく。


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そして筑波山までの一本道に出る。
以前登った『わんわんランド』側ではなさそうなので
当初の予定通りのルートだろうと何も疑いを持たずにこの道を進んでいく。
この安易な判断で後程ひどい目にあうことになるのだが。。

しばらく進むと道の入り口にこんな看板が。

『つくば道』
と書かれている。
『へー。。』
としか思わない。
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その後ちょっとした古町を思わせる街並みを抜けていくと一気に斜度が上がってくる。
全体的に斜度が強く、ところどころ『キツイ…』と思わせる坂道が続く。
その後ゆっくりながらも順調に登っていくがふとしたところで足を止めてしまった。

そこは鳥居の先にコンクリート地面に滑り止めの溝が切られている真っすぐの上り坂。
狭い道の両サイドには民家が連なっている。
見るからに斜度が今まで以上に厳しそう。。
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『これやばいな。。』
と思い、この道は自転車で登る坂ではないと認識して素通りすることにした。

しかし他の道はどこも行き止まりの模様。。
仕方なく意を決して登ることにした。

これがこの後待ち受ける地獄の入り口とは知らずに😅