都民の森を目指したあと… その⑥
そして終盤の終盤に差し掛かりK野田いわく
『最後のキツイところ』
に差し掛かる。
ここまではギリギリのところで登れてきたが、いよいよ体力的に厳しくなってくる。
おまけにこのルートは初めての挑戦の為、どこまで頑張ればいいのか分からない💧
いつ終わるかわからない苦行を強いられてるといった精神状態だ。。
K野田からは真っ直ぐのライン取りをアドバイスされるが、直線で走ることができなくなってきた。。
相変わらず唸るような奇声を出しながら必死でペダルを回すが思うように踏み込めない。
すでに脚に乳酸がたまりすぎているのか、自分の脚ではない他の物体のように感じだす…💧
ところどころ立ち漕ぎを組み入れるが厳しい状況は変わらない。
ダンシングの後シッティングに移行する際にペダリングをうまく移行できなくなってきている。
しかしK野田の監視(😜)と登る前に決めた誓いを糧に必死にこらえる。。
その間ついつい幻の12枚目を探ってしまうが、むなしくシフターはカチャカチャ音を鳴らすだけ…💧
呼吸も乱れてきて息が思うように吸えなくもなってきた。
最後はよだれが垂れてきてたが吸い込めない位の乱れよう…😓
恐らくこの10年で体力的に一番の必死さを出したと思う。
『絶対登ってやる❗』
という気持ちと…
『もう無理だろ…💧』
という気持ちが戦いだしていたが強い気持ちで回していた。
しかし終わりは突然くる。。
蛇行している際にシフターをいじっている(12枚目を探し中)と、誤ってギアをあげてしまう😱😱😱
ヤバイ❗💧
当然ペダルが一気に重くなり、これまでのペースが狂ってしまい、クランクを回せなくなってしまった…❗
推力が無くなれば当然車体は転倒してしまう。
あわててギアを落として力強く踏み込もうとするが、すでに脚は強く踏み込めない…
『このままでは転倒してしまう❗』
という事で咄嗟に左足のクリートからペダルを外す…
そして…
とうとうここで脚をついてしまう…😥😥😥
無念……💧
しばらくその場所で体力的にキツかったのもあり呆然と立ち尽くす。。
そして一息ついたあと斜面の崖側に車体を歩いて運び、斜面に寄りかかって動けなくなる。。
K野田は初挑戦でここまで登れたんだから次は登れますよと慰めてくれたが、最初に決めた誓いを守れなかった事、ここまでK野田にアドバイスを貰っていたのに完走出来なかった自分に対し、申し訳ない気持ちと情けない気持ちでへこんでいた…。
休憩してる間にK野田は後ろを登ってきてるT野の様子を見に行く。
その間ボトルの水を飲みながら心と体を落ち着かせていく。
普段脚には汗をかかないほうだが、この時はびっくりするぐらいの汗が膝下から流れていた。
また、意外と羽虫が多く、自分の体にくっついてくるが払う元気もない。
立っている間膝が微妙にカクカクしている。
といった位の疲労の状態だ。
しばらくするとT野を連れたK野田が合流する。
T野も大分疲労しており、一旦ここで一息ついてお互いに落ち着いたところで再度登りにはいる。
その後は確か二回コーナーを曲がった後、斜度が緩くなって『和田峠』の頂上に到着。
ほんとにあと少しだったのか💧
と驚く。
あとたった二回コーナーを曲がりきる体力と根性が足りなかった😓😓😓
その後はベンチに倒れこみ長めの休憩。
悔しいな…💧