筑波山を目指す会 その③
筑波神社からしばらくは緩やかなアップダウンが続く。
天気も良く気温も涼しくはないが、走っている分には程よい程度。
正直ここまでは走っていて気持ちよかった👍
が、しばらくすると斜度がきつくなってくる…
峠の始まりだ😅
一生懸命回すが休みのない斜面に心が折れかける。
少しすると先頭を走っていたT野が脚をつる。
出発前に登りは各自のペースで登ると決めていたので、安全なところで休憩したのを見て先に行くと声をかけて登っていく。
その後しばらく一人で登っていたつもりだが、後ろの方から自転車の走行音と荒い息づかいが聞こえる。
今日のメンツから考えて、当然T野が回復して上ってきたのかと思い振り返るとまさかのK子😨😨😨
『お前かっ…❗😨』
彼は当初この趣味にそこまで乗り気でなく、なんとなく付き合ってくれてる感じだった。
過去に開催した、あるツーリングにてクロスバイクの人間に置いていかれ自信を喪失していた為、館山を目指す会も当初は欠席予定だった。
そこをメンバーで盛り上げて参加の方向にもっていったところ、自転車に対する思いも変わったようで、当初90キロ位あった体重も1ヶ月半で10キロ落として日々トレーニングを欠かさないといった生活をするようになった人材。
※今現在も一番トレーニングをしており、体重も順調に落ちているとのこと👍
そういった人間がこんなに自分にとってきつい状況なのに、すぐ後ろに来れるようになったことに感動して微笑ましかった✨
か、次の瞬間彼の口から…
『ちょっと先いきますね👍😜』
とそのまま自分を抜き去っていく…
抜かれるのは悔しい💢
負けてたまるか😠
さっきの感動返せ❗
と追いかける。
その後何ヵ所かで休憩で脚をつきながらも合流したT野とK子の3人で登っていく。
最後は意地でペダルを踏み込んでなんとか筆者がトップで風返し峠の石碑のあるところに到着。その後はT野、K子の順番で到着する。
到着した頃には雨が振り出しびちゃびちゃに濡れてしまうが、体が登りで暑くなっていたので心地よかった👍
また、平坦のロングライドの達成感とは違った言葉では説明し辛い満足感を感じていた。
今回峠を上るまではヒルクライムを好んで選択している方々を、理解できなかったがこの言葉では説明し辛い満足感で分かったような気がする。
初体験の峠チャレンジは惨敗だったがまた次回頑張ろうという挑戦意欲を掻き立てるものだということもわかり、いい経験をしたと思う👍
その他メンバーも順次到着し休憩と記念撮影。
そしてご褒美のダウンヒル❗
が、道が4方向程あるのでどれにしようか悩む。
地図を見てもよく分からないのでなんとなく暗い感じの下りを選択することにした。
※ここから更に上に登る道があったと後程知ることになるが、当時は知らなかったので中途半端なヒルクライムになってしまった。😅
また次回👍